郷野漆彩ーー中国農民漆画展 8月5日(月)まで開催中

 

中国農民漆画像

 中国と日本の漆工芸文化交流の歴史は古く、遡ること唐の時代に起源があります。代表的な福建漆工芸は、海上のシルクロードを経て世界中に伝わり、日本に伝来してからは様々な漆工芸の発展·生産に重要な影響を与えました。

 その後日本の漆工芸は絶えず進化し、優れた作品を数多く残し、明朝の時代には逆に中国に持ち込まれるようになりました。当時から今日に至るまで、日中両国(福建を含む)の漆工芸はお互いに影響を与えながら、更なる発展を遂げております。

 日中両国の漆画交流を促進し、無形文化財を伝承するため、中国福建省文化観光庁が主催する「郷土の漆彩中国農民漆画展」を開催致します。東京六本木の多元文化会館において、719日(金)~85日(月)の18日間、数々の名品の中から厳選された80点の漆画作品が展示され、中国福建農民漆画芸術の素晴らしい芸術をご堪能頂けます。

    2019719日、多元文化会館にて「中国農民漆画展」のオープニングセレモニーを行いました。このイベントは、福建省文化観光庁が主催したものです。

 開会式には、スペシャルステージとして福島県·asaka座が「百花繚乱」を披露。asaka座の総監督は、舞台演出振付家の上田遥氏。上田氏は、上海万博日中友好特別記念作品として上演されたディズニーアニメーションでも有名な「ムーラン(木蘭)」の演出振付を手掛けた人物でもあります。

 農民漆画作品は、普段は中国福建省無形文化財保護センター(福建省芸術館)にて保管されているもので、なかなかお目にかかることができません。「農民画」は中国の農村に置ける労働と生活を描いているものです。またこれらの作品は農民が描いており、作品にはリアルさと、情熱を感じずにはいられません。

 農民漆画作品は、普段は中国福建省無形文化財保護センター(福建省芸術館)にて保管されているもので、なかなかお目にかかることができません。「農民画」は中国の農村における労働と生活を描いているものです。漆だけでなく、卵の殻やアワビの貝殻なども使われています。

 農民絵画は農民の農閑期に生まれたものです。田畑を耕し、実らせ、収穫後の時期に描かれたもの。最初は仲間内で購入し合い、部屋に飾っていたそうですが、農民画に人気が出て、農繁期にも作品を作り続けていたと言います。

     農民の様々なシーンを描いた様子が楽しめる農民画。結婚の様子や、散髪の様子、将棋遊びなど多岐に渡ります。日常生活を切り取った何気ないシーンは日本人にも馴染みのある風景です。作品は2019719日(金)~85日(月)まで展示。入場料無料。

 

【会場】東京·多元文化会館

【住所】東京都港区赤坂6-19-46 TBKビル1-2F(株式会社アジア太平洋観光社)

【主催】福建省文化観光庁

【共催】中国福建海外文化センター(日本) 株式会社アジア太平洋観光社