黄檗文化講演会で中澤弘幸氏(煎茶道黄檗売茶流 先代家元)によるセレモニーを開催

10月5日午後、東京の中国文化センターで、煎茶のセレモニーと茶道が始まりました。中国文化センター所長の羅玉泉、煎茶道黄檗売茶流 先代家元の中澤博之氏、日本上院議員の松下新平氏、黄檗宗大本山万福寺の黄檗宗 宗総務長 荒木将旭氏、一般社団法人黄檗文化促進会理事長松坂喜一理事長、中国福建省 海外センター(日本局)代表の劉李生氏などが参加しました。

 

 この公演では、煎茶について中澤弘幸氏による講演が行われました。黄檗文化の起源や黄檗文化「食」「教育」「漢字」などは日本社会の発展に非常に重要なものであると伝えました。参加者は熱心に耳を傾け、メモをとるなど興味深く聞き入っていました。

 

 公演後は煎茶道黄檗売茶流 準師範である有泉霜雄氏による煎茶の実演を行いました。茶碗をふき、茶碗にゆっくりお湯を注いだり、一連の流れがとても美しい実演でした。

 

 このイベントでは参加者が煎茶を味わうこともできました。すると「甘くておいしく、なんとも言えない余韻がある」と感想を述べました。イベント後はゲストと参加者と一緒に記念撮影を行い、大満足の1日となりました。