端午の節句を祝い、皆でちまき作りを楽しみました。
端午節とは中国四大伝統祝日の一つです。6月12日、多元文化会館にてイベントを行いました。このイベントは、中国·福建文化海外部日本センターが主催し、アジア太平洋観社、日本黄檗文化促進会、日本福建経済文化振興協会が共催し、30人以上の中国人と日本人が集まり、この特別な文化交流イベントを一緒に過ごしました。
当日は、FOCUS PICTURES Co.、Ltdの協力を得、中国国内のヒットドラマのプロモーションビデオを特別に流してくれました。この映画は、このイベントのテーマにぴったりのテーマでした。FOCUSPICTURESの仲 偉江社長は、映画を通じて中国の広大さや伝統文化を学ぶことができるよう、日本でも紹介できるようにしたいと語ってくれました。
このイベントの主催者である劉李生氏は、端午の節句は中国湖南省の北部から始まったと述べましたが、福建省も古くからドラゴンボートフェスティバル(※ドラゴンボートとは長細い船で、船首に龍の頭の飾りがついているものです。端午節には各地でドラゴンボートレースが行われています)の伝統文化を保持しています。ドラゴンボートフェスティバル福建の文化になったとも言えます。このイベントでは、福建省文化観光局が制作したドラゴンボートフェスティバルの写真展がオンラインで開催されました。福建文化と中国文化についてもっと知って欲しいという想いを述べました。
イベントはゲストスピーチ、福建省の龍船節文化をテーマにした写真展、ちまきを手作りが行われました。自分でちまきを作る機会はなかなかありません。今回は主催者がもち米やちまきなどの原材料を特別に用意し、先生がみんなに自分でちまきを作るように教えました。
イベントの最後には、皆、自分で作ったちまきを受け取りました。家族とその楽しさ、美味しさを共有してもらうことが目的です。
また、この日は漢服協会も集い、とても賑やかな一日となりました。
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中国·福建文化海外部日本センター
中国・福建文化海外部日本センターは、2018年11月に設立されました。福建省文化観光局とアジア太平洋観光社が共同で設立した「一帯一路」構想への対応を目指しています。中国の魅力・福建省の魅力を多くの人に知ってもらうため活動しています。ドラゴンボートフェスティバルのイベントは、中国・福建文化海外部日本センターが開催する一連の日中文化活動の1つです。