『和華』創刊の背景
日中文化交流誌『和華』は2013年10月に、滋賀大学の女性留学生孫秀蓮が、居酒屋でのアルバイト代をつぎ込んで創刊された雑誌です。現在、日中友好を願う有志同士が『和華』の編集・刊行に取り組んでいます。
日本と中国は地理的、歴史的、文化的及び経済的に密接な繋がりを持ち、利害を共にする関係にありながら、誤解又は偏見による摩擦や対立が多いことも事実です。特に近年は日中関係が戦後最悪と言われる局面を迎え、政府間レベルでの対話が困難となるだけでなく、両国の人々の不信感が増幅されています。
その背景としては、日中の対立を強調するマスコミの一面的な報道等により国民レベルで相互のイメージが悪化し、多方面で理性的な意見交換や人的交流を妨げていることも一因となっています。このような危機的な現状を打開するためには、民間レベルでの交流に重点を置き、両国の人々にお互いの姿を正しく伝える情報や、友好的な交流の場を提供することが一層重要であると考えます。
『和華』名前の由来
『和華』の「和」は、「大和」の「和」で、「華」は、「中華」の「華」です。また、「和」は「平和」の「和」でもあり、「華」は、美しい「華」(はな)です。『和華』の名前は、日中間の「和」の「華」を咲かせるという意味が含まれています。
名の通りに、小誌『和華』は、どちらにも偏らず、日中両国を比較することによって、 両国の文化発信、相互理解と友好交流を目指します。
『和華』の広がり
『和華』の活動はマスコミから注目され、NHK放送局、朝日新聞、読売新聞、中日新聞、京都新聞、東京新聞、経済産業新聞、『日本と中国』、『日中友好新聞』及び中国新聞網、人民網、新浪網、『人民中国』をはじめとする中国のマスコミなどに大きく取り上げていただきました。
『和華』は季刊誌として年間四号を刊行しています。そのうえ、社会に向けて100人前後規模の交流会及び学生向けのイベントを合わせて十数回の交流会を開催したほか、多くの日中友好交流団体との情報共有や連携を怠らないようにしてまいりました。
第七号まではボランティアで編集・発行してきましたが、第八号以後株式会社アジア太平洋観光社から一部の支援をいただきながら、編集部にて企画・編集しております。現在、季刊誌として年間四号を刊行し、全国の書店より販売しております。
『和華』趣旨と展望
冷え込む日中関係の現状に対して、『和華』は両国の共存共栄の道を探り、信頼関係を築くため、より良質で広範な情報と交流の場を提供していきます。今後とも創刊されてからの理念と初心を貫き、幅広い年齢層の方々を対象として、日本人と中国人がお互いの歴史、社会及び文化に対して理解を深める一助となり、草の根外交の促進を通じて、日中の文化発信、相互理解と友好交流に貢献することを目指しています。そのために、季刊誌『和華』を発行するとともに、定期的・不定期的に開催するイベントの充実及び拡大を通して、有志との触れ合い、他団体との連携を図り、日中の関係改善に努めてまいります。
『和華』は日中両国の誤解や衝突を即座に解消させるような解決策は提示することができないかもしれません。しかし、『和華』の情報発信によって、その誤解や衝突にどのように向き合い、対処し、そして乗り越えていけばよいか、そのための知恵やヒントを提示することができる雑誌でありたいと考えています。
小誌の理念及び趣旨をご理解いただき上、ぜひご応援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
日中文化の魅力を「再発見」する交流雑誌
毎号、1つのテーマを徹底的に掘り下げ、日本【和】中国【華】の文化交差点、差異を再発見する日中に特化したマガジン。他では取り上げないストーリーや価値観をピックアップし、「和華」独自の視点で紙媒体、ネット配信によって読者にお届けします。
また投稿はありません
『和華』広告料金
サイズ:A4変形 W210mm×H275mm / 色数:4色
タイプ | 料金(円/税込) | サイズ | |
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A | 表4 | 550,000 | 1頁 |
表2 | 400,000 | 1頁 | |
表3 | 350,000 | 1頁 | |
本文full | 200,000 | 1頁 | |
B | 表2見開き | 700,000 | 2頁 |
本文見開き | 300,000 | 2頁 | |
C | 本文half | 150,000 | 1/2頁 |