第44号 和華『NEO西遊記』

今号『和華』のトピックスは、2024年夏リリースと同時に世界的ヒットとなった中国発のゲーム『黒神話:悟空』だ。このゲームは中国古典の名著『西遊記』がもとになっており、グラフィックの美しさだけでなく、中国各地の古代建築や文化的要素がゲームを引き立てていることが人気でもある。『和華』ではまずこのゲーム及びゲーム内で再現されている大量の中国古代建築を我々が「巡りたい旅」としてご紹介。後半では『西遊記』そのものに焦点を当てる。歴史著述家の上永哲矢氏は、『西遊記』の史実に基づき三蔵玄奘の足跡をたどり、明治大学教授の加藤徹先生は物語の創作という観点から解説、立命館アジア太平洋大学名誉教授の出口治明氏は「人生に必要な人・本・旅」というテーマでそれぞれ『西遊記』という物語を縦横無尽に語っていただいた。さらに日中のエンタメ『西遊記』もたっぷりご紹介している。今号をきっかけに中国の新しいゲーム・カルチャーや伝統文化を知り、実際に中国の旅に出ることを訴求した1冊だ!

 

第43号 和華『暦と暮らす。』

ようやく秋の気配を感じるこの季節、私たちが使う「立秋」や「秋分」といった言葉は、太陽の周年運動に基づいて一年を区分する「二十四節気」の名称として親しみ深い。しかしさらに節気を三つの候に分けた二十四節気七十二候となると、すべての言葉が思い浮かぶ人は少ないのではないだろうか。二十四節気は中国人が考案し、日本に伝えられた農業を行う上で欠かせない知恵であり、現在も四季折々の風物や習慣と共に私たちの日常生活に深く根付いている。今号の『和華』では、中国初の気象予報士であり、数々の二十四節気にまつわる書籍も出されている宋英傑氏に日中の二十四節気を紐解いていただいた。後半では日中両国の四季の伝統料理、日本の美意識や心を表現する和菓子や飾り、日本舞踊を通してみる二十四節気、四季を彩る盆栽などをご紹介している。ぜひ今号が暦暮らしを楽しむきっかけになれば幸いである。

第42号『和華 第42号『華流に沼落ち。』

1年前の第1弾に続く華流特集の第2弾は「華流に沼落ち。」がテーマ。華流ファンならぜひ知りたい華流制作現場の裏舞台を、和華ならではのルートで取材が実現。数々の有名作品を制作した中国の制作会社インタビュー、世界最大規模の撮影地・横店影視城、中国最先端のハイテク撮影地・青島東方影都など。もちろん最新作や話題作を多数紹介する他、専門ライターやエディターによる執筆ページ、さらには華流ファンクラブの方々や華流ファンへ実施したアンケートの結果も掲載!リアルな声満載の、華流を深める1冊!

アジアIPコンテスト in TOKYO 2024:日中文化・クリエイティブ交流の新たな幕開け

11月22日、「アジアIPデザインコンペティション in 東京2024」の表彰式とシンポジウムが多元文化会館で開催された。 アジア各国からクリエイティブなデザイナー、企業関係者、文化交流の専門家などが集まり、キャラクターデザインの未来と文化創造の無限の可能性について語り合い、 厳正なる審査の結果、優秀作品が発表されました。

中国気象局二十四節気重点開放実験室室長の宋英傑氏、株式会社PICK UP代表の佐藤進拓氏、林デジタル建設株式会社代表の林秀則氏、クリエイティブディレクターのフランク横山氏、日本無垢美株式会社代表の胡栄氏、SOOTANG HOBBY CORPORATIONおよびSHAPE TOYS Co., Ltd.創業者の興毅氏らが出席した。また、渋谷区日中友好協会理事・事務局次長の甲斐朝幸喜氏、日中文化観光振興協会会長の何慧群氏、日中映画・アニメ・コミック・ゲーム協会代表理事の孔健氏、元科学出版社東京駐在代表の翔振南氏、日中写真家交流協会代表の飯岡華也子氏、有限会社ポテトハウスクリエイティブデザイナーの浜田絵里子氏など、主催は日中アニメ・コミック・ゲーム産業協会(JCAA)。 主催者は、日中アニメ・コミック・ゲーム産業協会の関口貢会長、株式会社アニチナの遠藤貴司会長、日中アニメ・コミック・ゲーム産業協会(JCAA)の濱田恵理子会長等、イベントには多くの業界関係者が出席した。

 

IPコンテストの概要はこちら。

https://www.ipcon-acg.com/