永遠の隣人ー日中国交正常化50周年記念写真展開催ー(日中国交正常化50周年認定事業)

開催概要

 

日中国交正常化の実現から50周年を迎える今年、私たちは「永远的邻居<永遠の隣人>―日中国交正常化50周年記念写真展」を開催します。本写真展の目的は、初心を振り返り、互いに学び合い、未来に向かうことにあります。私たちは写真の記録性、表現力を結集して、両国関係のより良い明日を切り開くために、力を尽くしたいと思います。

 

本写真展は、今年6月に北京にて開催された「永远的领居<永遠の隣人>―纪念中日邦交正常化50周年摄影展」の東京展となります。日中両国の写真家や写真愛好家が撮影した137作品を3つのパートに分けて紹介します。

 

会 期:2022年10月19日(水)~10月30日(日)

時間:10:30~19:00(月曜休館・最終日は17:00まで)

会 場:多元文化会館(1F・2Fギャラリー)

主 催:永远的邻居 <永遠の隣人>  ―日中国交正常化50周年記念写真展実行委員会

共 催:(一社)日中協会、世界華人撮影連盟、(株)アジア太平洋観光社

協 力:北京国際撮影週間組織委員会、中国芸術撮影学会、 (一財)日中文化観光促進協会、(一社)陶山昭子博愛基金、 (一社)日本華文教育協会、(特非)日中環境協会、 (一社)周恩来平和研究所、(一社)黄檗文化促進会

後 援: 中華人民共和国駐日本国大使館、全日本華僑華人社団連合会、 (一財)日本アジア共同体文化協力機構、(公財)日中友好会館、 (一財)日本中国文化交流協会、(公社)日本中国友好協会、 東京華僑総会、(一社)日中友好文化交流促進協会 (順不同)

 

スペシャルイベント

出展作家によるギャラリートーク「私の見た中国・私の見た日本」を1Fギャラリー にて開催します。先着30名(参加費無料)

 

10月22日(土)14:00~15:30(出演:齋藤康一、馮学敏、竹田武史)

10月30日(日)14:00~15:30(出演:稲垣徳文、若山美音子、竹田武史)

多元文化会館

〒104-0052東京都港区赤坂6-19-46

日比谷線六本木駅 7出口から徒步5分

千代田線赤坂駅 6出口から徒步6分

問い合わせ先: 070-2182-8837(孟) 090-1488-9958(竹田)

Mail:info@tagenbunka.co.jp

 

故きを温ねて新しきを知る
—温故知新

日中国交正常化以降、日本は他の先進国に先駆けて中国の現代化を支援し、中国の改革開放の歴史的な歩みを加速させました。同時に、中国の急速な発展は日本の発展にも新たな好機をもたらし、双方は互恵=ウィン·ウィンの関係を築きあげました。

 

『海を隔てて相望む』
—隔海相望

両国は一衣帯水の隣国であり、ルーツを同じくしつつも異なる色彩を有しています。二千年余りにわたり連綿と続いてきた交流は、両国の哲学、文学、歴史学、建築、庭園、工芸、民俗などに多大な影響を及ぼし合ってきました。「調和のなかで共生」し、「和をもって貴しとなす」は日中両国に共通する東洋の文化的な価値観となりましたが、同時に両国の文化は、長きにわたる発展の過程の中でそれぞれ独自の輝きを放っています。

『未来へ向かって』
—面向未来

日中関係の未来を担うのは若者たちです。「先人が木を植え、後代の人々がその木陰に憩う」という言葉がありますが、両国の青少年は、歴史から教訓を学び、先人の手から日中の何代にもわたる友好のバトンを引き継いでいるのです。さらに開かれた寛容な心で、手を取り合って日中の互恵協力と共同発展のために新たな貢献を果たしてくれることを切に望みます。

月刊中国ニュース Chinanews 2022年11月号

『月刊中国ニュース』2022年11月号の特集は「中国アニメ百年の歴史」。100年前に中国で産声を上げた中国アニメは、いっときは停滞しましたが、再び新たな船出を果たしています。100年の歴史を振り返るとともに、普段知る事のできない産業事情や「娯楽性」と「健全性」で揺れる子ども向けアニメーションなど、中国特有の視点で特集します。ほかにも養老詐欺や極端気象、世界平和フォーラム事務局長・閻学通氏のインタビューなど、話題の記事が満載です。『月刊中国ニュース』11月号をぜひご一読ください!
目録

4………………… CHINANEWS PHOTOS
6………………… HOTnews in CHINA

特集
中国アニメ百年の歴史
12… …………… 中国アニメ百年史
世界の頂点に限りなく近づいたあの時
22… …………… 中国アニメ映画
孫悟空と共に帰しナーザと共に復活す
28… ……………「娯楽性」と「健全性」の間で揺れる
子ども向けアニメーション
34… ……………『ラブ、デス&ロボット』の陰で活躍する
中国人デザイナー集団

オピニオン
35… …………… 養老詐欺の撲滅に向けて
高齢者に忍び寄る悪の手を断ち切る
40… …………… 対話なしに和解はありえない
―世界平和フォーラム事務局長・閻学通氏に聞く
44… …………… 世界で起こる「人とゾウの衝突」 解決のカギは
48… …………… 増える極端気象、地球の「発熱」は抑えられるか
51… …………… 分断の時代に自分の力で世界を思い描く
54… …………… 読者が「ファン」になるとき
―分厚い社会科学・歴史書ブームの仕掛人たち

コラム
62… …………… 用語解説
64… …………… 華流通信
65… …………… 中国語 / 日本語 ことばのたしなみ
66… …………… INFORMATION 次号予告

編集人 劉 莉生
編集長 重松なほ
スーパーバイザー 中川コージ
ディレクター 川田大介 孫 秀蓮
チーフデザイナー 佐々木達也
デザイナー 清原真史
編集顧問 郭 雅坤
編集協力 江端真澄 及川佳織
神部明果 中山淳子
舩山明音 古屋順子
吉田祥子 吉松志奈子
脇屋克仁
編集 張徽慶 許可
BEE HIVE WORKS 杉沼えりか
校正 須山仁
営業 王 均礼

旅日『永遠の隣人』

972 年、当時の日中の政治家たちが両国国民の共通の願いと長期的利益に基づいて戦 略的決断を下し、国交正常化を実現し、二国間関係の新たな一章を開いた。日中国交正 常化 50 周年という重要な歴史的節目に際し、我々は「永遠の隣人――日中国交正常化 50 周年記念写真集」を出版する。本写真集は、初心を振り返り、互いに学び合い、未来に向 かうことを目的としている。撮影という手段を以て、両国関係のより良い明日を切り開く ために、我々の力を捧げることとしたい。

本写真集では、日中両国の写真家や写真愛好家が撮影した作品 200 点を集め、「平和・ 友好・協力」をテーマに、民間交流を主軸とし、「温故知新」、「海を隔てて互いに向かい 合う」、「未来へ」の三章で、平坦ではなかった 50 年間の両国関係を振り返り、中国人か ら見た日本の姿、日本人から見た中国の姿を示し、永遠に平和な生活を送ることに対する 両国の青少年のあこがれを表現した。

「仁に親しみ隣に善くするは、国の宝なり」。日中両国の二千年あまりにも及ぶ交流の歴 史の中で、50 年はほんの一瞬に過ぎない。しかし、この 50 年は、二国間関係の発展にお いて極めて重要な歴史的期間であった。この間、日中関係には良い時期も悪い時期もあり、 苦労や困難に直面したこともあったが、それらは決して両国関係発展の流れを遮ることは できなかった。“五十にして天命を知る”。永遠に引っ越すことの出来ない隣人として、日 中友好協力関係を擁護し、発展させることは、両国と両国国民の根本的な利益に適ったも のであり、またアジア及び世界の平和、安定、繁栄に資するものである。

春に蒔いた友好の種が、日中友好の木として大きく成長し、いつまでも青々と生い茂る ことを願ってやまない。

旅日 2022年春『中日国交正常化50周年』

今年は中日国交正常化50周年であり、中日関係史における重要な節目であり、新たな歴史の出発点である。中日国交正常化の初心に立ち返り、中日友好協力の使命を継続し、次の50年の中日関係の新しい展望をより強い決意と力で切り開くために、編集部は『中日国交正常化50周年』を特集。中日国交正常化の関係者、推進者など数十人にインタビューしている。日中関係に対する理解や、次の50年への期待など、それぞれの経験を語ってもらった。

旅日 2021年冬『日中共同文化遺産』

中国と日本は密接につながり、同じ中華文明に属していることから、共通の文化理念と共通の文化的強みを有している。儒教、道教、仏教……輝かしい文化遺産は、一国や一都市だけのものではなく、人類共通の遺産である。日中共通の文化遺産をいかにして次世代に継承していくかが、今日の重要な課題となってる。今回の号では『日中共同文化遺産』を特集。編集部は東京の湯島聖堂、長崎の孔子廟、興福寺、日本道教団など、日本の儒教、仏教、道教の代表的な遺跡を訪ねた。海を渡って日本にもたらされた伝統文化。どのように継承され定着してきたかを探った。