和華第33号

【目次】
・BONSAI ってなに ?
・春花園BONSAI美術館創立者・小林國雄先生に聞きました!
・日中若者初めての盆栽体験ツアー
・盆栽ジャーナリスト劉少紅 氏が解説/一木別枝。それぞれの花を咲かせた中国の盆景と日本の盆栽
・世界が注目する日本の盆栽
・盆栽界の世界的権威が見てきた天、地、人。春花園BONSAI美術館創立者・小林國雄氏に聞く。
・春花園 BONSAI 美術館
・さいたま市大宮盆栽美術館
・「BONSAI の聖地」大宮盆栽村誕生の秘話
・「共生と継続」-日本が培ってきた盆栽の心を中国へ
ー株式会社エスキューブ会長・森前誠二 氏に聞くー
・景道二世家元・須藤雨伯 氏が語る景道 盆栽美の追求と盆栽の心を極める
・中国の盆栽産業を知る
・伝説の女流盆栽家の芸術人生 世界的盆栽芸術家 · 梁悦美 氏に聞く
・小さな盆栽が大きな産業を動かす 山東雅鳴盆栽文化園オーナー・黄金国 氏に聞く
・医術から芸術へ、盆栽の世界に酔いしれる 中国盆栽芸術大師・王選民 氏に聞く
・「生ける文物」盆栽に新たな生命を吹き込む 大観堂盆栽園創立者・馮朗銓 氏に聞く
・古盆新趣 紫砂古盆鑑定の第一人者・申洪良 氏に聞く

【和華の輪】
・通算 25 年中国駐在の外交官から見た中国「改革開放とテレビコマーシャル」
・日中友好青年大使から見た中国 中国で訪ねた希望小学の思い出 参加者編
・元 NHK 名プロデューサー加藤和郎のしらべもの 中国人にとっては「幽鬼」!?
・写真家・竹田武史氏『長江六千三百公里をゆく』 出版記念インタビュー

日中国交正常化50周年を迎える2022年の春節に、 東京タワーレッドライトアップを実施しました

 

 

 日中国交正常化50周年を迎える本年の点灯式は、日中両国向けに生配信を行いました。点灯式のオープニングでは、元卓球選手の福原愛さんによる東京上空からのヘリレポートを行い「今日は中国の大晦日。春節をお祝いして、この後日本のシンボルでもある東京タワーが中国の赤にライトアップされます! その瞬間を空から見られるなんて、とても嬉しく思い、この興奮を皆さんにぜひ伝えたいと思います。」と開会の挨拶をしました。

 また、増上寺や「東アジア文化都市」にも選ばれた大分県とも中継を繋ぎ、各地との連携を行って配信を行う例年とは異なる点灯式となりました。カウントダウンの演出はボディアーティストのビックスモールンが鳩時計でカウントダウンを執り行いました。

 各界からたくさんの祝辞も寄せられ、小池百合子都知事からは「『東京タワーレッドライトアップ点灯式』の開催、お慶び申し上げます。日中国交正常化50周年、そして北京市は東京都にとって、40年以上にわたる友好都市です。北京市で、間もなく冬季オリンピック・パラリンピック大会が開幕します。昨年夏の東京2020大会では、アスリートの熱戦が繰り広げられ、世界中に勇気と感動を届けることができました。私たちがビジョンに掲げた「多様性と調和」、そのレガシーを持続可能な都市の実現につなげ、国際社会にも貢献していきたいと思います。北京大会の熱戦が、コロナ禍の世界に、未来へのさらなる希望を与えてくれることを期待します。新年が日中両国にとって素晴らしい年となりますことを祈念いたします」とお祝いの言葉で結ばれたお手紙が紹介されました。また、岸田文雄内閣総理大臣の春節を祝う全ての人々へ向けた祝辞が紹介されました。

 中国旧暦新年の東京タワーライトアップは2021年に続き4回目の実施となり、今回は展望台メインデッキの窓にLEDで「未来」の2文字が投影されました。「未来」には、より一層の日中友好、新型コロナウイルス感染症の早期終息の意味を込めています。なお、展望台メインデッキの窓に漢字2文字以上が投影されるのは、昨年の東京タワーレッドライトアップで「希望」を投影して以来、東京タワー開業以来2回目の試みとなりました。

・タイトル:東京タワー レッドライトアップ 2022

・主催:東京タワー レッドライトアップ実行委員会

・共催:佐賀県、大分県、TOKYO MX TV(東京メトロポリタンテレビジョン)

・後援:外務省、東京都、中華人民共和国駐日本国大使館

・特別協力:株式会社TOKYO TOWER

・協力:中国新闻网、央視頻、CGTN、中国国際文化交流中心、中国康復技術転化及発展促進会、

・協力:中華文化交流興合作促進会,黄檗文化促進会、西蔵経済文化交流協会、日本華文教育協会、日中文化教育事業協会、「⼀帶⼀路」⽂化伝播合作中⼼、「人民日報海外版」日本月刊、萬福寺(京都市)

・ライトアップ時間:2022年1月31日(月)18:30点灯 〜 24:00消灯

・点灯式時間:2022年1月31日(月)18:00 〜 19:00

・点灯式会場:東京タワー南側 特設ステージ  (〒105-0011 東京都港区芝公園4-2-8)

・企画意図:新型コロナウイルス感染症「終息宣言」への期待とともに、2022年「日中国交正常化」50周年記念の年。この50年を再認識し、より一層の日中友好を築くために企画。

・祝辞:

楊宇 中華人民共和国駐日本国大使館代理大使

潘岳 中国国務院僑務室主任

小池百合子 東京都知事

藤木卓一郎 佐賀県議長

広瀬勝貞 大分県知事

・出演者:ビックスモールン、DRUM TAO、Limeism、MeiMei、日本華文教育協会少年少女合唱団、牡丹合唱団、日本華僑華人国際ダンス連盟

・大分県中継:ヴァイオリン:朝来桂一、フルート:小野未希、ピアノ:小町美佳

・ヘリレポーター:福原愛 (元卓球日本代表)

・司会:松田亜有子(日本)・ 奥薩卓瑪(中国)

・点灯式の模様アーカイブ動画:https://youtu.be/pkQmxBuL2a8

『穿越日本的”大同”』 著者:王敏

穿越日本的”大同” 著者:王敏

¥1,000(税込)

発行元:アジア太平洋観光社

 

日中国交正常化50周年を記念し、王敏教授が研究成果と長きにわたる調査資料をもとに製作した一冊。中国の発展への強い思いである「大同」思想を焦点に当てながら、百年前の周恩来の日本留学を考察した。(※中身はすべて中文です)

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—目录—

序章 负笈东瀛 求索大同

第一章 穿越日本的星星之火

  1. 一. 同时代的求索求索——

对一大代表与日本接受近代留日学人的考察报告

  1. 二. 特别对谈:
那些引领中国近代化之路的中国留日学生
  2. 三. 特别对谈 :

樱美林大学创始人清水安三与中国

第二章 周恩来的留日遗产

一 .百年后的读解与验证

——《雨中岚山》的启示

二 .周恩来与大同理想

三 .周恩来的留日启示

第三章 资料篇

  1. 一. 周恩来简介
  2. 二. 雨中岚山 
  3. 三. 雨后岚山 
  4. 四. 游日本京都园山公园 
  5. 五. 四次游园山公园 
  6. 六. 周恩来日记中所记述的人名与地点一览 

终章 编织中日交流史的周恩来 

『【日中国交正常化50周年記念】 百年前の日本留学 日本を翔けた星々』

【日中国交正常化50周年記念】

百年前の日本留学 日本を翔けた星々

¥3,000(税込)

発行元:アジア太平洋観光社

日中国交正常化50周年を記念し、初心に立ち返って100年前に留学した学生たちの知られざる物語をひも解く。このミニドキュメンタリー「日本を翔けた星々 百年前の日本留学」は、王敏教授の研究成果と長きにわたる調査資料をもとに、周恩来、董必武、李達、李漢俊など中国の発展への強い思いで日本に留学した学生たちを講義形式で紹介する。本作が現代的な価値と意義のある作品となることを願って、先人と未来の世代に捧げる。

(※DVDは日中両国語です)

 

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目次

第1話 近代日本留学を促した戦火

第2話 日本初の中国留学生のための学校「宏文学院」

第3話 嘉納治五郎の和魂漢才

第4話 東京高等師範学校と中国

第5話 第一回党大会代表の李達の選択

第6話 芥川龍之介の心をも動かした李漢俊

第7話 第一回党大会会場の提供者 李書城

第8話 薰用威と名乗った董必武

第9話 李大釗と日本の友人・清水安三

第10話 日本留学の遺産イン周恩来

『東西文明比較互鑑 秦―南北朝時代編』著者:潘岳

東西文明比較互鑑 秦―南北朝時代編 著者:潘岳

1,500円(税込)

発行元:アジア太平洋観光社

 

 

弊社の新刊です。戦国時代とギリシャ、秦漢とローマ、中国の五胡侵入と欧州の蛮族侵入という三つの切り口を掘り下げ、中国と欧州を代表する東西文明の本質に迫ります。核となる価値観に切り込んで比較し、共通点と相違点を分かりやすく解説しながらその成り立ちを繙く本書は、今の世界紛争の解決へ向けたヒントとなるはずです。

 

弊社ECサイトで購入いただけます!

https://visitasia.theshop.jp/items/56788984

 

ー目次ー

第1章 戦国時代とギリシャ

 東西文明の起源と相違

 中華文明の包容力示す荀子

 連合より自治重視の都市国家

 東西の相違こそ対話の基礎

 

第2章 秦漢とローマ

 東西政治文明の基礎

 共和政ローマの挽歌

 中華道統の礎を築いた前漢王朝

 商業道徳の東西比較

 ローマ帝国と秦漢王朝、その共通点と相違点

 宗教と国家

 

第3章 中国の五胡侵入と欧州の蛮族侵入

 五胡侵入

 蛮族侵入

 中西比較

 結びの章