中國紀行 CKRM Vol.02

CKRM02

シルクロードの過去・現在・未来。

2014年に、中国の習近平国家主席が提唱「一帯一路」構想が脚光を浴びる中、世界的にシルクロードが再び注目されています。 『CKRM中華浪漫』改め、今号より『中國紀行CKRM』となった幣紙では、今号の第一特集をシルクロードとして、キャラバンが一世風靡していた時代を振り返りながら、東は西安(かつての長安)から西はローマに至るまでのルートを辿ります。シルクロードも近代化が進み、かつて人々の足として活躍した馬や駱駝はもはや見られず、代わりに四輪駆動車や高速鉄道が発達しています。 マルコ・ポーロが書き記した果てしないシルクロードは、IT化が進み、遠い異国の情報がすぐに手に入る現代では、さほど遠くないとも言われます。東西の文明が行き交ったこのルートを辿りながら、人類の文明の一つの源を探り、未来のシルクロードに思いを馳せましょう。