月刊中国ニュース Chinanews 2021年12月号

 


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『月刊中国ニュース』2021年12月号の特集は「激震走るエンタメ業界」。ネットの浸透が格段に早い中国ではSNSやアプリを使ったファンによる投票や評価・コメント操作などで強大な力を持つようになったファンコミュニティ文化が勃興。ネットの向こう側で起きている中国のいまを特集します。他にも中国の新中間所得層で盛り上がるグランピングや中国ロックのパイオニア崔健のインタビューなど、話題の記事が満載です。『月刊中国ニュース』12月号をぜひご一読ください!


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武井欲生さんが東京で開催している黄檗文化のイベントで古琴を演奏しました

 2021年10月7日、東京中国文化センターにて黄檗文化についての講座と古琴の演奏会が開催されました。中国文化センターの羅玉泉主任、元日中友好会館文化事業部の趙平部長、ダンスアーティストである上田遥さん、中国福建文化海外センターの劉莉生さんらが出席しました。イベントはオンラインでも配信し、生中継されました。

 

 

 このイベントは2021年福建文化年シリーズの活動の「一脈承伝— —黄檗文化展」のテーマイベントの一つで、福建省の文化と観光庁と東京中国文化センターが共同で主催し、福建文化海外センターで開催しています。展示は写真と歴史的な文物などを展示。

 

 古琴の演奏会では、一般社団法人古琴振興会会長の武井欲生さんが、中国に由来する琴が日本文化に浸透した歴史や、琴と黄檗文化の起源を述べ、琴振興会のメンバーたちを率いて、すばらしい琴の演奏を見せてくれました。

 

 武井さんによると「琴」は中国の伝統楽器で世界無形文化遺産と言います。琴の誕生は紀元前7000年までさかのぼります。有名な琴人は伏羲、神農、阮籍、蔡文姫などがいます。日本へは奈良時代に中国から伝わりました。平安時代になると、各世代の天皇が自ら琴を弾き貴族たちの嗜みでした。「源氏物語」や「万葉集」にも琴が登場します。

 

 

 江戸前時代、琴は中国の曹洞宗の僧東皋心越禅師(とうこうしんえつぜんじ)によって再び日本に伝えられ、儒家学者、文人、茶人の中で盛んに嗜まれ、日本の文化に浸透していきました。黄檗宗の開祖である隠元禅師と同じように、心越禅師は澄一禅師の招きで来日し、長崎の興福寺に住み、水戸市の天徳寺に移住し、琴と篆刻文化を伝えました。日本に伝わる琴芸術の第一人者と言われています。彼の禅のは明代の特徴がはっきりしていますが、彼自身も黄檗僧と親しく付き合っていました。心越禅師は、黄檗山の万福寺に行って、隠元禅師の法座を継いだ木庵禅師を訪ね、群馬県にある黄檗宗少林寺達摩寺を創設しました。

 

 武井先生は観客からの古琴に関する質問に答えたり、先生の指導のもとでピアノを弾いてみました。武井先生が日本に伝えられた歴史に従って、章玉寧、中村玉歌、田中玉琴などの古琴振興会のメンバーはそれぞれ「南薫操」「神人畅」「帰来辞」「良宵引」「大哉引」「幽谷泉」など多くの名歌を演奏して、清冷霊動である。その後、武井先生が演奏した曲「酒狂」が会場を盛り上げた。演奏が終わると拍手が沸き起こりました。

 

 講座終了後、各ゲスト、観客とスタッフがステージ前に来て記念写真を撮りました。

 

 

檗文化展

入場料】無料

【主催】福建省文化と旅游庁

【共催】福建省海外文化センター(日本) 中国文化センター

【後援】中華人民共和国駐日本国大使館 中国駐東京観光代表処 【協力】黄檗宗大本山萬福寺/黄檗宗布教協会

黄檗山東林院/福聚山海寳寺/大雄山西圓寺/ 太華山眞聖寺/普渡山済福寺/神護山先聖寺/ 長興山紹太寺/黒金山祥應寺/普陀山妙法寺/

( 一社 ) 黄檗文化促進会/福清黄檗文化促進会

(一社)煎茶道黄檗売茶流/(一社)日本古琴振興会

【メディア協力】『華人頭条』、『中文導報』、『東方新報』 CCTV大富、『日本華僑報』、 『中国経済新聞』『日本頭条』、『中國紀行CKRM』、 『和華』、『月刊中国ニュース』、 『旅日』、『旅日僑網』等

黄檗文化講演会で中澤弘幸氏(煎茶道黄檗売茶流 先代家元)によるセレモニーを開催

10月5日午後、東京の中国文化センターで、煎茶のセレモニーと茶道が始まりました。中国文化センター所長の羅玉泉、煎茶道黄檗売茶流 先代家元の中澤博之氏、日本上院議員の松下新平氏、黄檗宗大本山万福寺の黄檗宗 宗総務長 荒木将旭氏、一般社団法人黄檗文化促進会理事長松坂喜一理事長、中国福建省 海外センター(日本局)代表の劉李生氏などが参加しました。

 

 この公演では、煎茶について中澤弘幸氏による講演が行われました。黄檗文化の起源や黄檗文化「食」「教育」「漢字」などは日本社会の発展に非常に重要なものであると伝えました。参加者は熱心に耳を傾け、メモをとるなど興味深く聞き入っていました。

 

 公演後は煎茶道黄檗売茶流 準師範である有泉霜雄氏による煎茶の実演を行いました。茶碗をふき、茶碗にゆっくりお湯を注いだり、一連の流れがとても美しい実演でした。

 

 このイベントでは参加者が煎茶を味わうこともできました。すると「甘くておいしく、なんとも言えない余韻がある」と感想を述べました。イベント後はゲストと参加者と一緒に記念撮影を行い、大満足の1日となりました。

多元文化会館にて『萬葉堂』オークション開催

 

2021年8月25日(水)〜27日(金)まで当会館にて『萬葉堂』様の古美術オークションを開催致しました。

 

http://manyodo-auction.jp/

 

 オークションは400点以上の古美術品を展示。陶器、銅像、現代アート、希少性の高いウイスキーなど多種多様な物が出品されました。オークションは、オフライン、オンライン、電話、書面による委託などのあらゆる方式に対応しました。

 日本には何世代にもわたって中国の作品を受け継いできました。作品そのものの芸術的価値だけでなく数世代に渡って受け継いできた歴史的遺産の価値でもあります。

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『月刊中国ニュース』202111月号の特集は「文物は語る」。50年にわたる中国の文物の海外展覧会の変遷をたどります。国を跨ぎトラブルや交渉を乗り越えて実現する大規模展覧会、輸送や保険など具体的な部分にも触れる壮大な「物」語に引き込まれます。他にも記憶に新しい鄭州大豪雨の地下鉄浸水事件の詳細を追った記事、時代を切り取る商業広告の記事など、話題の記事が満載です。『月刊中国ニュース』11月号をぜひご一読ください!


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